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フローラ=バウマンには夢がある

フローラ=バウマンには夢がある

 男爵家の長女フローラは、多くの女性と浮名を流す遊び人侯爵のジークハルトと婚約する。愛のない結婚…上等です!だってわたしには何を犠牲にしても叶えたい夢があるのだもの!フローラが手にできるのは愛か、夢か、はたまた…。

1.愛はいりますか?
2.アーベライン侯爵邸
3.再会とお出かけ
4.オーディション

最新話は小説家になろうカクヨムで掲載中です。

第1話>>




1.愛はいりますか?


「フローラ嬢、わたしは君を愛することはない。」
「はい。」

 ふわりとした金髪にアイスブルーの瞳をもつ見目麗しい美丈夫、ジークハルト=アーベラインは何の感情も込めずにそう告げた。
 フローラ=バウマンは決して器量が悪いわけではない。蜂蜜色の金髪は背中まで緩やかなウェーブを描き、同色の瞳は怜悧な輝きをたたえている。長い睫毛は頬に影を落とし、小ぶりで形のよい鼻の下にはふっくらとした珊瑚色の唇がほんの少しだけ弧を描いている。16才の割にはなかなかスタイルもよい。


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2.アーベライン侯爵邸


 翌朝フローラは必要なものだけを準備しトランクひとつでジークハルトが用意してくれた馬車に乗り込んだ。待ちに待った王都への移住。領地を離れる寂寥感よりも新しい王都での生活を思うと胸が逸った。

(いよいよだわ。愛想つかされて送り返されないように気をつけなくっちゃ。)

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3.再会とお出かけ


 翌朝、日が昇る少し前にフローラは起床し、エマに声をかけた。

「おはよう、エマ。侯爵様はお帰りになってらっしゃるかしら。」
「おはようございます、お嬢様。はい、旦那様は昨夜遅くにお帰りになられました。朝食の前にお話をなさいますか?」
「そうね、侯爵様の準備が整ったらお話させていただきます。」

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4.オーディション


 フローラは、ルーカスのアパートを出た後、雑誌に掲載されていた団員募集をしている劇団の事務所へ向かった。30分ほど歩いて町はずれの大きな建物に到着し、入り口の扉を叩く。

「こんにちは、劇団員募集の広告を見てきました!」

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プロフィール

春野こもも

暇さえあればなんか書いてます。異世界ファンタジー、冒険、恋愛ものなど幅広く挑戦中です。強い女の子が大好きです。

目次
【春野こもも著作まとめ】

これまでの作品をあらすじつきでまとめています。
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